続報。

リイド社の営業の方の話によると、、「月刊少年ファング」休刊に伴って、連載が休止している垣野内成美「レイスイーパー」は、どうやらジャイブに拾われた模様。
ジャイブといえば、「月刊コミックラッシュ」を出しているので、恐らくそちらでの連載再開になりそう。
ただし、その営業の人も出版社名はウロ覚えだったので、間違えてたらごめんw


同じく営業さんに聞いた話で、「少女奇談 まこら」も行く先が決まったらしいですが、こちらはどこへ行く事になったのかは分かりませんでした。


他の掲載作品に関しては、行き先未定…というか、おそらくこのまま終了になる可能性が高いです。


同誌連載作品の単行本化は8/23発売の「レイスイーパー」2巻をもって終了。本来、今月17日発売予定であった「フィールドギア」「カレイドスター」「超合金トビタケーハチ」は発売中止。


「レイスイーパー」2巻は同日発売の講談社薬師寺涼子の怪奇事件簿⑧ 黒蜘蛛島(前編)」と連動プレゼント企画が予定されていた為、なんとか発売にこぎつけたらしいです。


スポンサーの急降板*1により、ファングを作っていた編集プロダクションが瓦解。その編プロが版権を持っていたので、販売元であるリイド社ではどうにも出来ないとの事。
そういう事なので、既刊全点、重版はなく、在庫が売り切れたらそれで終了。もし、買おうと思っているのがあれば、今のうちに買っておくのがよろしいかと*2



創刊後一年が経ち、単行本がやっと出て、ここから収益が上がろうというタイミングでのスポンサー降板。
どうも、スポンサーがコミック雑誌の収益構造*3を理解していなかったようにも取れるのですが…。もう少し我慢してみても良かったのでは…?!

読者は放ったらかし、販売元のリイド社は、単行本創刊即廃刊というイメージダウン、編プロは瓦解、スポンサーは儲けそこない…。
なんだか、誰も得をしていないこのお話。

なかなか上手くは運んでくれないものですな…。

*1:本来は5年の約束があったらしい。

*2:途中で終わってる漫画で良ければ…

*3:赤字で雑誌を出してでも作品を掲載し、単行本の儲けでその赤字を取り返す