DEATH NOTE考察ぢゃないよ。
「DEATH NOTE」は、根源にある非現実的な設定故に、どれ程高度なストーリーを展開しようとも少年漫画にしかなり得ないというのが前回のお話。
で、ジャンプという雑誌は特にこの「非現実的設定」というのを重視する傾向にあります。
ONEPIECEのような冒険漫画は言わずもがな、H×HやBLEACH等のいわゆるバトル漫画を始めとして、ゴーストバスターや忍者*1、異世界の変態王子までそろっていますし、ラブコメにした所で魔法使いが出てきたり、宇宙人が出てきたりしています。
辛うじてスポーツ漫画はそうでもないかな?と思えますが、相手チームの選手の造形や、使ってくる技の辺りで強烈なのを出してきてくれたりします。
せめて、スポーツ漫画くらい、競合誌であるマガジン(「はじめの一歩」)やサンデー(「クロスゲーム」他)の様にストーリーで読ませてくれんかのう…。
と、思っていたら、今週の新連載ですよ!(やっと本題)
「OVER TIME」(天野洋一)
「夢を諦めた野球少年」と「夢に燃えまくる野球少年」が出会い…という、読みながら「この二人が交じり合ったら、そんな話が展開されるんだろう(゚∀゚)」とちょっと先の展開ワクワクの期待の出来るお話だったのですが。(過去形)。
主人公二人の、それぞれのキャラとその周辺を結構丁寧に上手く描いていて、「これは期待できる!?」と思って、最後まで読み進めると…。
おいおい。
これ、なんて「キックスメガミックス」?
片一方(燃えまくりの方)が死んで、霊になって、もう片方にとり憑きましたよ…。
お〜〜〜〜〜〜い…。
これは無いじゃろう…。
何にでも非現実的設定を加えりゃ良いってもんじゃないでしょ〜*2(;´Д`)
野球漫画にこんな設定を付けちゃったら、その設定に振り回されて、変な方向へ行っちゃう元になると思うのですが…。
「おおきく振りかぶって」(講談社)とまでは行かなくても、青春野球小僧漫画が読めると思ったんだけどなぁ…。
いや、まだわからん!ひょっとしたらこの作者はスゴイモノを持っているかもしれない!この設定を背負いつつ、スゴイ作品を描いてくれるかもしれない!
とりあえず、次回以降に期待です!
とまぁ、本来はこのエントリーに書いている、ジャンプの新連載について書きたかったのですが、導入部で引っ張りすぎた為に2日がかりになってしまい、あちらこちらで自分が考えていたのと同じ様なネタを見てから書く破目に…。「キックス〜」ネタも今更っぽいしw
エッチ系のネタは別にして、要はこういう感じの事が言いたかったのね。(「マンガがあればいーのだ」様)
書いた時期以前に、レベル的に全然太刀打ちなんぞ出来ていないのですがw
鉄は熱いうちに打て。ネタは早いうちに書け。
あ〜ぁ…w