慈しみ、ふっ…と…。
- 出版社/メーカー: タキコーポレーション
- 発売日: 2006/05/05
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『伝説巨神イデオン』の映画版を買ってしまいました^^;
昔、TVシリーズは観た事があったのですが、映画は初見です。
『接触編』『発動編』の2本構成で、『接触編』がTVシリーズの総集編と言える内容で、『発動編』はTVシリーズ終盤と放送を打ち切られた分の内容の補完がメインになっています。
富野監督の総集編らしく、『接触編』はもう、TVを観てた人しか付いていけないブッチギリw
ナガラで観ていたとは言え、気付かない間に死ぬわ、くっつくわ滅ぼすわで、非常にハイペースな展開でした(笑)
『発動編』は…。これもこの頃の富野監督らしく、救いのない展開というか…。業を捨て、生まれ変わる事が救いであるならば幸せなラストと言えなくも…。ていうか、
死にます。
バッタバッタと、惜しげもなく死にます。
もう、物語の中心人物だとか、ヒロインだとか関係なく、呆気なく死んでいきます(^_^;)
「この戦いが終わったら…」とか、「(恋人に)すぐ戻ってくる」とか、死亡フラグを立てたキャラはもちろん、女子供を問わず、頭が吹っ飛んだりします*1。
監督、ヤケクソというか、スポンサーとか、視聴者に嫌がらせしてる?
まぁ、「生」がテーマといえる作品だから、当然の展開といえばそうなんだろうけど(^_^;)
評価としては、いかにも監督がとんがってた頃の作品で、ターンA以降に見られる視聴者への歩み寄りみたいな物は皆無と言えますが、観ている本人(私)の成長*2もあって、中々、楽しめました。
なんか、TVシリーズも観たくなってきたよ…。
*1:さすが、無敵超人ザンボット3、聖戦士ダンバインとこの作品で(Zガンダムも?)「皆殺しの富野」の名を欲しいままにしただけの事はあるw
*2:慣れ?