はてさて。

本日は私、お休みでありまして、昼からお出かけの予定はあったものの、昼までは寝ていようと思っていた訳です。


しかしまぁ、世の中、楽をしようと思えば、中々そう思惑通りにはいかないのが常であります。


11時過ぎに電話が鳴り、眠け眼で受話器を取ると、女性の声。
どうせ結婚の互助組合か、タチの悪い勧誘だろうと思っていると、相手は「クロネコヤマト」と名乗りました。
クロネコヤマト」と言えば、最近では某郵政公社の「金と人手」の暴力でコンビニでのシェアを縮めてしんどい思いをしているものの、小学生でも知っている宅配の会社であります。


宅配の会社である以上、荷物でも届けに来たのかとも思ったのですが、はてさて、心当たりがありません。
こう見えて(見えないけど…)私、通販をよく利用するので、宅配には頻繁にお世話になっているのですが、大半の昼の時間帯が不在な為、荷物の届け先は親の勤め先にしています。
しかも、通販先でクロネコで送ってくる所は殆どないですし。


そんな事を思っていたかどうかは忘れましたが(笑)、その電話のむこうの人がいう事を要約すると

  1. ウチの並びの家に配送に来たのだが、いつ来ても留守なので、いつ頃ならその家の人間がいるのか知らないだろうか?
  2. その家の人間が引越しをしてしまっているという事は無いであろうか?

という2点でした。


基本的に私、休みの日以外は昼間は家にいませんし、正直言って、御近所もまともにしていません*1
電話の向こうの人はその御近所さんの名前も言っていましたが、知らない名前です*2
そんな私が、その配達先の生活のタイムテーブルを知る訳がないので、質問1に対する私の答えは「わかりません。」
それでも近所に空き家があれば流石にわかるので、2の答えは「そんな事はないと思います。」
結局、それで敢え無く電話は終了となり、再び私は布団にもぐりこんだのですが…。




ん?




なんか、おかしくない?

まず、第一にクロネコヤマトはどうやって私の家の*3電話番号を知ったのか?
最近では個人名義の電話帳はありません。
そうなると、配達票に書かれた個人情報を蓄積していて、それを使ったのではないか?という考えが頭をよぎります。
無論、昔の電話帳が残っていて、それを使っている可能性もありますし、他の手段である可能性*4もありますが、もし、そうでなく、その情報のソースが配達票に書かれた個人情報であるならば、「配達の為に手に入れた個人情報を、配達以外の目的」に使っている訳ですから、「個人情報保護法案」に触れる可能性があるのではないか?


第二にあの電話は本当にクロネコヤマトの配達員だったのか?
本物だったら、上に挙げたような事を本当にするだろうか?
何も電話で聞かなくても、近所の家にたずねて行って聞けば、電話帳や(あるならば)データベースを調べるなんて面倒をしなくて済むし、相手と顔を合わさない電話での情報収集なんてイマイチ信頼性に欠ける事をする必要もありません。
引っ越したかどうかなんて、家人が留守であっても容易に判断がつきます。
そう考えるとアレは本当に配達員だったのだろうか?
ひょっとして、新手のコソ泥*5


考えれば考える程、「おかしいなぁ?」って気がしてきますw


クロネコさんに聞いてみるのも面白いかな?

*1:ダメじゃん…

*2:2,3軒隣の家らしいのですが…

*3:正確には「配達先の隣家の」

*4:もし、そうであるなら、どういう目的でそんな手段を持っているのか謎ですが。

*5:コソ泥が横行する程、上等な地域に住んではいませんが…