18年経ってた。

今日付けで会社を辞めました。


転職です。


同業他社ではなく、まったく違う仕事につきます。


書店業界に入って18年が経っていました。


その間に、拙いながらも積み上げてきたものを捨てて、新人として働くことを選びました。


30代後半で年収が200万前半では…ねw


「次に転職をする時は書店には行かない。」と決めていましたし、知り合い関係から、良い話をいただいたので乗ることにしました。


アルバイトが開いてくれた送別会には、辞めて数年経つようなバイトが顔を出してくれたりもしました。


「本屋以外のひろぽんさんが想像出来ない」とか言われました(笑)


「店に行ったらずっと普通に会える気がしてました」とも言われました。


君らの中で、俺は会社に棲み憑いてるのかw


寄せ書きを貰ったり、花束を貰ったり、色々と泣かそうとしてくれましたが、結局、泣きませんでした。


当然っちゃ当然ですが(笑)


でも、最終日に閉店まで仕事をして、最後に事務所に入った時、一瞬、ものすごく寂しい気分になりました。


会社の鍵を、私の後任に渡す時、ひょっとしたら、目がうるうるしていたかもしれないw


近所だから、今後も週一とかで行くかもしれないのにw


思っていたより、職場での自分の場所というのは大きかったのかもしれない。


そして同じくらい、職場というのが自分の中で大きかったのかもしれない。


業界に入って18年。会社に入って16年。今の店に配属になって6年。


出勤するのがイヤで仕方がない時もあったけど、やはり、この「時間」というヤツは大きかったのかもしれない。


「寂しくなりますね」と言いながらも送り出してくれた、職場の人達を裏切らないように、また、新しい自分の場所を作って行きたいと思います。