機動戦士ガンダム00を観た。

仕事と、テレビを取り囲む状況*1の関係で、本放送をチェックする事は出来ないのですが、GyAOで一週間遅れで観ているのですが、中々面白いのではないかと思うのですよ。

主人公達の敵にあたる「ユニオン」「人類革新連盟」「AEU」三つの共同体それぞれの思惑みたいなものは、私的にはリアルじゃないかと思ったりするのですよ。


ただ、唯一残念に思うのが、これが「ガンダム」であるという事…。


俗に言う所の「宇宙世紀モノ」以外のガンダムは、ほぼ全てが「ガンダムじゃなくていいじゃないか」と言われてしまう訳ですが、このガンダム00も例外に非ず、といったところでしょうか。


基本的にこの「ガンダムじゃなくても…」という言葉は、作品の否定ではなく、作品自体の質がある程度までのレベルがあるから、「敢えてガンダムじゃなくても…」という好評価の現われであると思うので、ここでは褒め言葉で使っておりますw


わざわざガンダムにしなくても良いのでしょうが、プロモーションの確実さからそうなってしまうのは、仕方がないという所でしょうか。


ただ、今回、この作品が「ガンダム」である利点もあると思ったんですよ。
それは、設定上、この作品の中では、ソレスタルビーイングが圧倒的戦力を持っている必要がある訳ですが、現用兵器の延長線上にあると思われる人型兵器群の中に、ガンダムを出す事によって、その「圧倒的な力」というものを簡単に表現出来るという点において、意味があるのではないか?という理由なのですが。

まぁ、そんな不精せんと、ちゃんとせぇよ、という話ではあるのですが(笑)

そう考えると、リアルロボットの代表とされるガンダムも、実はスーパーロボットなのだな、と妙な納得をしてしまうのですが(笑)


とりあえず、しばらくは楽しみに観続けようかなと。……ありえない話だけど、C・Bの創設者イオリア・シュヘンベルグが実はソレスタルビーイングのコンピュータにコピー&構築された擬似人格で、それが実は狂っていた事が発覚、武力による戦争根絶の目的は誤りであったと気づいた主人公達が離脱*2、その後アザディスタン王国と組んで第5勢力になって…みたいなSEEDシリーズの縮小再生産物語にならない限りはw

*1:アンテナが倒れていて、キチンとテレビが観られない、ビデオデッキが壊れてる

*2:ティエリアだけ残って敵に回るのもアリ