どんなもんだかカンガルー。

先日、友人と「カンガルー」と「ワニ」を使った料理を出してくれる居酒屋に行ってきました*1

注文後、まずやってきたのはワニのソーセージ。
ワニ肉は火を通すと白くなるらしく、ソーセージも真っ白。
食べた感想は…脂の抜けたポークソーセージ?という感じ。
口に入れて噛むと「ボロボロと崩れる」というのが近いかな?
味は淡白で、口当たり以外は悪くはないかな?


お次はワニのナゲット。
普通のナゲットと同じく、ケチャップとマスタードがお皿に付いてました。
食べた瞬間は「あ、ナゲットだねぇ」という感じ。
これもややパサパサ気味ですが、衣が「いかにもナゲット」な味なので、ソーセージよりは食べやすかったです。
が、「衣に騙されてる?!」気がしないでも…。
後味で「これがワニなのね」という味わいがありました。噂どおり鶏に近いかも。


続いてはカンガルーのお刺身。
薄くスライスされたカンガルーの肉に、ニンニクのスライスが乗っかっています。一緒に注文していた馬肉の刺身と同じノリ。
肉の特質なのか、舌触りがややザラザラしているものの、変なクセが無くて普通に肉の刺身。とても食べやすかったですが、味わいとして、これといった特徴を感じられず。
敢えて無理してカンガルーにする理由はないかな?


最後はカンガルーのカツ。
これが一番、「ああ、牛豚鶏とは違う」と感じられました。
「カンガルーの肉はクセが無い」と聞いていましたが、これは少しパンチがあったかも。
ただ、これで「ご飯を山盛り食べたい」とは思わないかなぁ?



ワニは「脂の少ない、鶏ミンチ」な感じ。カンガルーはたまたま一緒に食べた馬肉に近い雰囲気かも。
美味しんぼ」で「カンガルーは、キチンと保存して調理すればウマイ」と言っていたので、お店によってはかなり美味しいのかもしれませんが、今回のお店、料理に関して言えば、「これをわざわざ食べには来ない」かな。友達同士でワイワイやる時のネタの一環としては充分イケるとは思いますけれども。

*1:その辺りの料理が半額セールだったのですw