実はカレーライス3日目。
カレーを作る時にですね。
仕上げにコーヒーを少し入れるとコクが出て美味しくなるのは有名な話ですね。
この時に使うコーヒーはインスタントコーヒーで充分なんだそうです。
目的はカレーにコーヒーというアクセントを付けて、コクを出す為なのですから、当然と言えば当然なんでしょうね。
例えば、とても凝り性な人がいて、このコーヒーを、高級なコーヒー豆で、高級な水を使い、最高の技術で淹れたコーヒーにしてみたとするじゃないですか。
それで作ったカレーは、インスタントコーヒーを使った時よりも、ちょっとだけ美味しくなるかもしれません。
でも、その高級なコーヒーをカレーに入れる為に、予算がオーバーして、他の材料にお金をかけられなくなるかもしれない。
コーヒーを淹れる手間がかかりすぎて、カレーを煮込む時間が少なくなってしまうかもしれない。
お店で出すのなら、単価が高くなってしまって、お客さんから敬遠されてしまうかもしれない。
本来、隠し味であるコーヒーに懲りすぎて、核心のカレーにお金や手間をかけられなくなって、カレーの魅力を落としてしまっては、何の意味もないですよね。
それならば、いっその事、コーヒーなんか入れないで、普通にカレーの部分に手間をかけたほうが美味しいカレーが出来るのではなかろうか、と。
カレー=ゲーム(ゲーム性)、コーヒー=映像に置き換えてみると、どこぞのゲーム業界の勝ち負けの話っぽくなるかもしれない…。