過ぎ行く時は。
どこの高校の同窓会もそうなのかは知りませんが、私が通っていた高校の同窓会は年に何度か会報を送ってきます。
先日も会報が送られてきたのですが、いつもより封筒が大きい。
何かと思えば、どうやら公立高校の統合に引っかかったらしい。
私が通っていた高校は、今でこそ公立高校ですが、創立当初は私立の女子校だったそうです。
創立35年で公立高校になり、私は公立の10期生でしたので、当時で45年の歴史があった事になります。
そこから既にXX年経っていますので…ムニャムニャ(笑)
統合とは言っても、校舎も学校名も相手方*1の学校のものになるそうなので、実質、廃校ですね。
う〜む…。
私は別に勉強は好きではないし、運動も苦手なので、学生としての学校というものに思い入れは無いのですが、高校の時、毎日のように友達とつるんで遊んでいた図書室*2や、校舎、いや、この場合、空間というべきかな？それらがこの世から存在しなくなってしまうというのは心情的に寂しい気はしますね。
同窓会からの会報には、学校名の存続を嘆願する署名用紙が同封されていましたが、私としては去るものは追わず、かなぁ…。
ウチの学校の名前は、元私立という事もあって、地名に由来しない名前なので、同窓会の思い入れも強いんだろうとは思うのですが、地名だろうがそうじゃなかろうが、通っていた人間の思い入れはどちらも同じな訳で…かといってどこぞの銀行のように片っ端から数珠つなぎにする訳にもいきませんしね(笑)
それならデキの良い方に合わせるのは仕方がない事ではなかろうかと。
数年前に行った時でさえ、1/3程のの教室が使われていない状態だったので、あの調子で生徒が減り続けて廃校になるよりは良かったんじゃないかな…。
まぁ、自分の中の、結構大きなルーツにつながる場所が無くなるのは、本当に寂しいけど、さよならだけが人生さ(笑)
来年、初詣の帰りにでも見に行ってみるかな？
