本日のBGM:ガーネット。

パンフ

&変わらないもの のヘビーローテーション


映画「時をかける少女」を観てきました。原田知世版。

良かった…(´∀`*)

ねじさんオススメの細田守監督だし、ネット上の評判もものすごく良いので楽しみにしていたのですが、期待を裏切らず、というか、期待以上の作品でした。

以下、つらつらと感想など。ネタバレあり。観る予定がある人は絶対に見ないで。


とは言ったものの、どう表現すれば良いものか…(^_^;)


最初の方の真琴のタイムリープの使い方って、本当にしょーもないというか、罪がないですよね〜。しかもそれが笑いにも転化*1されてるし。
でも、結局は色々な人を*2傷付ける事になっちゃったし、すべての時間を経験している自分の記憶は消えないから、自分も傷付いていくワケで。
結局は過ぎた事をどうこうして、問題から逃げるんじゃなくて、前に向かって行って、そっちで良い方向へ動かしていかなきゃいけないって境地に至る訳ですが。
ラストで「そこまでタイムリープで変えまくった時間の前」=「初めてタイムリープする前の時間」に時間を戻したったって事は真琴が「待ち合わせに遅れた人を迎えに行く」為に、真っ白な時間を自分の力でかけていく事を選んだのだろうし。

ただ、それって、はてしなくつらい道なんだろうなぁと。千昭の語っていた「空が見えない」「人が少ない」「野球がない」etc.これを聞くだけで、真琴と千昭の時間の間には、気が遠くなるような長さと、恐らく絶望に近い「何か」があるのだろうし。


でも。


「私がなんとかする!」


そう言いながら、かけていくんだろうなぁ。



紺野真琴って女の子は。



…何書いてるのかわからんねw



余談だけど、千昭って、どこで真琴がタイムリープしているのに気付いたんだろう?基本的に真琴のタイムリープってしょーもない事にしか使われていないから、どこかで、明らかに「歴史が変わっている!」と気付くような事をしなければバレなかったと思うのだけど…?「美術館で修復された絵を見ている千昭の後姿」描写あたりが関わってそうな、関わってなさそうな…。


時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック

時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック

時をかける少女 絵コンテ 細田守

時をかける少女 絵コンテ 細田守

時をかける少女 NOTEBOOK

時をかける少女 NOTEBOOK

時をかける少女―TOKIKAKE (角川コミックス・エース (KCA162-1))

時をかける少女―TOKIKAKE (角川コミックス・エース (KCA162-1))

ガーネット

ガーネット

*1:千昭の自転車での告白シーンという、重要なシーンですらオチで笑わされたw

*2:傷付けられる側が意識していないとは言えども。