未確認。

ウチの会社が取引している問屋さんの、ウチの担当さんからの話。

スクウェア・エニックスのコミック「鋼の錬金術師 ⑬巻」には⑫巻に続いて、限定版が発売になるのですが、予約限定*1だった⑫巻の新刊配本時に、異例な事がありました。

普通、予約限定とかの場合、配本数は

「通常版の配本数*2」+「限定版の冊数」=「総配本数」

になるのですが、限定版のオマケが4コマの冊子という、非常に高い売上を見込めるものだった為に、各書店が実際の予約数に対してかなりの数の上乗せを行い、トータルでかなりの注文数になりました。
それに対して、初回の配本部数を極端に増やす事を避けたかったのか、スクウェア・エニックスは異例な事をやりました。
「⑫通常版」+「⑫限定版」=通常の配本数
通常版の流通量を、限定版の数だけ減らしたんです。
限定版の数だけ入荷冊数が増えると思っていた各書店はガッカリです。


まぁ、それはそれでもいいとして、今回、事態は更に進んでしまったとか。
それは何かというと、今回、⑬巻に関しては通常版の初版の刷り部数を⑫巻より減らすとの事。


おいおい。


という事は、⑫巻の時よりも限定版の希望数を増やさないと、総配本数が減るという事?
⑬巻のオマケはトランプだし、値段も高目だから、前回ほどウケないと思うんだけど…。でも、限定版を減らすと配本が減っちゃうし…。

アンタは鬼かっ!?

ていう訳で、ひょっとしたら、限定版の発行部数よりも、通常版初版の発行部数の方が少ないかも!?そうなると、「限定版よりもレアな通常版」という逆転現象がおきる!?

実際の部数はわからないから、本当にそうなるかどうかはわからないけどw

エゲツナイ商売してくれるよな〜(^_^;)

(追記:実際の発売日に出版社に聞いてみたら、「そんな事はないです」と即答されましたwO阪屋の嘘吐き…)

*1:予約注文された数に合わせて生産されるタイプの限定版。返品が効かない買い切り商品

*2:店の規模や前回実績等によって決まる