何考えてますか。

年末年始は世の中がお休みなので、雑誌やコミックが前倒しで発売になったりします。

で、年末商戦なので、いつもよりたくさんの商品が発売になったりします。


イコール


コミックの新刊台はイッパイイッパイになります。
発売されて間もない新刊が、新刊台から外されたりします。


さて、明日は講談社のモーンング、アフタヌーンマガジンZで連載されているコミックの新刊が発売になります。
3誌分同時発売なので、有象無象含めて点数が非常に多いです。
ただでさえ、他の出版社も主力商品を投入してきているので、出す場所を作るのが大変です。



さて、今年、講談社は今年、「月刊少年シリウス」という漫画雑誌を発行しました。
敢えて自社の少年漫画のブランドである「マガジン」を誌名から廃している所から、新しいものを作ろうとしている意気込みが感じられます。



例え、創刊から3号程で、中小レベルであるウチへの配本が無くなる位、刷り部数が激減したという事実があったとしても。それが、意気込みと結果の乖離を表しているとしても…。


で、その「シリウス」のコミックの第一弾ラインナップが、明日創刊されます。



馬鹿か?講談社
年末の、ただでさえ場所は無いわ、各社最強ラインナップが並ぶわ、おまけに自社商品がバカみたいに出る日に、正直、今現在、弱小と言って差し支えない雑誌の、コミックの記念すべき*1第一弾ラインナップを埋もれさせる必要があるんだ?
雑誌が売れてない=実績と知名度がない
ってわかってますか?
創刊が11月や1月じゃダメな理由ってあるのだろうか?
それとも「天下の講談社の新創刊のコミックだから、書店は喜んで置くに違いない」とでも思ってる?


講談社のこの、空気というか、己の読めなさ加減が、
とっても素敵ですv

*1:そして今後へ繋げていく為の足がかりである