いつの話やねん^^;

2週間ほど前の金曜日に、声優一新後、初めて「ドラえもん」を観ました。

ラスト寸前でドラえもんのび太の会話しかなかったので、他のキャラに関してはなんとも言えませんが、ドラえもんに関して言えば、「概ね良いんじゃないの?」という感じでした。
なんとなく、原作のイメージ*1からすると、こっちの方が子供らしくて合ってる気もしないでもない。

なんていうんでしょう?
大山のぶ代さんのドラえもんって、上品というか、大人な気がするんですよね。
言葉遣いがキレイなので子供っぽくないと言うべきか?
大山さんのドラえもんは、子供達の中にあって、保護者的なスタンスであるイメージが強く、それが原作にすら影響を与えているのではないかと思います。
原作初期のドラえもんって、もっと子供っぽかった気がするのですが、どうでしょう?もっと、一緒になって遊んだり、悪戯したりしていた気がするんですが。
それが、いつの頃からか、ドラえもんの定位置が*2のび太の部屋でドラ焼き食べて、のび太がトラブルを持ってくるのを待ってて解決するだけになっている気がするのは、私の思い込みなんでしょうかね?

で、私が感じた水田さんのイメージは原作初期のもっと子供なイメージ。

それを踏まえて、提案を書くとすれば、ドラえもんのセリフまわしをもっと子供っぽくしたほうが合うんじゃないかな?折角、絵柄も原作のイメージに近くなった事だし、保護者なドラえもんでなく、もっと子供でやんちゃなドラえもんも良いんじゃなかろうか、と。
そうしてこそ、ある意味、新生と言えるんじゃいかなぁ。


関係ないですが、主役交代の先輩といえば「ルパン三世」。
山田康夫氏の後を継いだ直後の、ルパンの物真似の大家・栗田貫一氏は、登板一作目では「似せよう」という思いが強かったのか、物真似以外の何物でもない演技で非常に聞き苦しかったのですが、2作目以降は自分なりの演じ方を始めて、それ以降は声質がよく似た2代目*3として定着出来たんじゃないかなと思います。


水田さんも、無理に先代を追おうとせず、自分のスタンスで頑張るのがいいんじゃないかなぁと思いました。

*1:特に初期

*2:大山さんの大人な演技に引きずられて

*3:超厳密に言えば4代目