結局、昨日消えたのを書いてみる。

なんやかんや言いながら、結局、昨日消えてしまったエントリのネタをまた、使う訳ですがw


「主婦の友」休刊へ…大正時代創刊、91年の歴史に幕(ZAKZAK)


来るべきものが来た…という感じでしょうか?


数年前までは少ないながらも、発売日には平積みに出来る程度の冊数は配本されていましたが、ここ数年はいきなり面陳*1レベルまで配本が減っていましたしね*2


ウチの店は郊外型のお店なので、余計に売れ行きが悪かったと思われますが、インショップ*3でも、良くは無かったでしょうね。


歴史のある雑誌が休刊になる寂しさというか、諸行無常な感はありますが、それ以上に「やっと新年号から開放される…」という思いの方が強いというのが正直な所だったりします。


リンク先の記事にもある、家計簿付きの新年号というのが買切の商品なのですが、これ、そこそこの規模のお店だと、出版社との付き合いみたいな所で、かなりの数を引き受ける破目になるんですよねぇ…。それこそ、末期だと、通常号の年間配本数に匹敵するような数だったり…。多分、出版社の年間収入の結構高い比率を占めてたんじゃないのかなぁ?
ある意味、年末の目玉だったりはしたのですが、売上低迷に加えて競合他誌もある*4ので、店頭に置いておくだけではそうそう売り切れてくれない。
だもんで、知り合いや親戚にお願いして買ってもらったり、売れ残ったらロスとして処分したり…。かなり面倒な商品になっている感はありました。正直、そこまでして出版社に付き合う必要があるのか?と思う事もしばしば…。


社名を冠した雑誌を休刊させるというのは出版社にとって、かなり勇気のいる事だったでしょう*5年末に関して言えば新年号だけ出たり、代替商品が出る可能性はありますが。
これも時代…か…?*6

*1:面陳列

*2:それでも競合誌があるから、それにあわせて無理矢理面陳にしていたりはしましあたが…

*3:スーパーや百貨店等の商業施設の中にあるタイプの店。場所柄、女性・主婦層が中心の客層である場合が多い。

*4:これも買切が多い

*5:主婦の友社は、今、実用書が好調なので、それもあって下せた決断と推測してみたり

*6:結論はそうなのかもしれないけど、それで済ませて良いのか?という気もしないではない…。