テレビが変わる〜♪

日常的にテレビ放送が終了する時間帯まで起きていると、時々見かけるCMがあります。


テレビの地上波デジタル放送移行への告知CM。


これは全国区のCMなのかな?各局の局アナらしき人達が「テレビが変わる、地デジに変わる、チェンジ2011〜♪」って唄い踊るやつ。


なんか、このCMを見る度に『一体、このCMは「誰に」「何を」伝える目的で作られたんだろう?』と思うのです。


若い層の人達は、色々な情報源からテレビの地デジ化を知っているだろうし、チューナーが必要になる事も知っている割合が高いと思うので、特にこのCMの必要性は高くないと思うのですが、情報収集能力に関して、若い層よりも劣る場合が多い、高齢な方々に対して、この一見豪華な「局アナ集合・唄って踊るだけ」のCMがどれ程の役に立っているのだろうかと。

「2011年以降、今のテレビが使えるのか」
「チューナーもしくは、チューナー内蔵のテレビを買わなければいけない事が伝わっているのか」
「地デジになる事でのメリットは何なのか」

その辺りが丸々抜け落ちている…というか、伝えようとする気持ちが感じられない気がするのですが、いかがでしょうか?

大事な事までショーアップしなければ気がすまないあの、無意味に過剰で空回りなサービス精神はなんとかならないものなんでしょうかね…?

大体にして、この地デジ化を喜んでる発言が、テレビ局&視聴者から聞こえてこないのっていったい…。