パワーアップ。

ソフトバンククリエイティブ発行のFFXIマスターズガイドシリーズがほぼ2年ぶりに改訂されて発売になりました。
全体に前のバージョンの良い所は残しつつ、よりパワーアップした感があります。

以下、レビュー。

各ジョブの解説は、それぞれのジョブの能力に関する解説、レベル帯毎の立ち回り、修得魔法のリスト*1、オススメなメリポの割り振り方など。



システム面では「アサルト*2」「アシュタリフ号クエスト」「サルベージ」「ビシージ*3」「リンバス」「デュミナス」「BF]「ENM]「フェローシップ」「遠征軍」「ガリスン」「コンクリフト」を解説。


モンスターデータは種族別で、系統、感知タイプ、武器・魔法の属性に対する耐性/弱点、特殊技のデータ*4を掲載。


装備は、各種武器と各部装備で分かれていて、レベル順に掲載。武器に関しては「D/隔比*5」も書かれています。
必要な合成のスキルとランク、NMから入手するものは、エリア名とNMの名前も掲載。
欲を言えば、HP+やMP+等の能力別検索*6も欲しい所ですが、残念ながらそれは無し。



食事、薬品の効果も載っています。



この手の本を見ていて、どこも構成に苦労しているなぁと思う*7のが連携の表ですが、比較的、上手く、調べやすくまとまっているのではないかと思います。

税込み2,310円


タウンMAPはショップ・システム関連NPCとミッション・クエスト関連NPCがMAPに書き込まれています。残念なのはショップの取り扱い品目のリストが無い事かな?下のギルドマスターには載ってるのだけど…。こっちにもあっていいんじゃないかなぁ?



エリア・ダンジョンMAPは天候データ、地図の入手方法、可能な収集の有無、フェローの呼び出し可否・チョコボの利用可否、OPテレポの利用可能レベル、遠征軍・ガリスンの有無、ダンジョンならエスケプした時の出現場所、出現する箱の種類とカギを持つ敵のレベルといった表があり、MAP自体には、各種ターゲットポイントや、MAPのつながりが書き込まれています。



別表でターゲットポイントやNPCの名称、エリアに出現するモンスターのデータ*8、NMのデータ*9があり、他に、トピックや、MAP内のギミックに関しての解説があります。



レベル別の狩場ガイドはパーティの推奨レベル、アクセス、ライバルを調べる際の該当サーチエリア、共存可能なパーティ数、敵の再出現時間、ターゲットのレベルと弱点属性、レベル毎の最小・最大経験値が書かれています。


で、個人的にこのマスターズガイドシリーズの欠点だと思っていた、ミッション・クエストの解説が遂に掲載。流れを説明するだけで、細かい攻略はありませんが、実用に耐える作りにはなっています。


税込み2,310


合成・分解のシステム解説、特産品*10を含むショップガイド、各合成のレベル別レシピ、釣り解説、収集情報、チョコボ掘り&育成、調度品の応援効果といった所が大きな内容。


レシピに関しては、恐らく□eの方針として、出版物はスキルの上限を公表する事が出来ないようなので、スキル上げをする際のオススメな順番*11が掲載されています。
HQの効果、競売での該当項目、サブスキルは掲載されています。各スキル帯の主なアイテムの解説、トピックもあります。
各ランク2ページ見開きが基本構成。



釣りは各ランクでのスキルアップ考察として、オススメターゲットの狙い目スキル、釣り場、釣具、餌を掲載。
魚図鑑は淡水・海水の別で、五十音順に各魚の説明、サイズ、推奨スキル値、オススメの釣り場、オススメの餌が紹介されています。
釣り場ガイドも載っていて、各釣り場のスキル別の獲物、それを釣る為の餌が書かれています。
釣りが絡むクエストの解説もあります。


収集は、収集が出来るエリアのMAPとその解説が載っています。そして、大っぴらには書いていませんが、採掘ポイントもボヤカシて書き込まれています(笑)もちろん、どのエリアではどういったアイテムが採れて、それがどの程度の入手難度か、それを採る際に採掘アイテムがどの程度壊れやすいか、といった表も載っています。



チョコボ掘りはエリア別に何が採れるかの氷河簡単に載っています。
どちらかと言えば、チョコボに関しては育成の方が詳しく載っています。
状態変化の影響、育成計画の効果、エサの種類と効果、アビリティ、交配、といった情報が載っています。



インデックスは素材インデックスと合成アイテムインデックスがあるので、検索性は高目かと思います。


税込み2,205円


前回の本も、私の中では高評価だったのですが、今回は更にパワーアップしていて、価値のある三冊になっているのではないかと思います。前のバージョンを買って、満足した人は、今回の購入もアリだと思います。
で、この三冊を買った人間が気になるのが、少し前に同社から発売になった

ファイナルファンタジーXI リーダースタイル (The PlayStation2 BOOKS)

ファイナルファンタジーXI リーダースタイル (The PlayStation2 BOOKS)

このリーダースタイルかと思うのですが、正直、これも悪くは無いですが、どちらかと言えば、「アトルガンの秘宝」にあわせて作った、今回の三冊までの「つなぎ」的な色合いが濃いと思います。
前半が各ミッションや、ジョブマスターの特殊エリアでの戦闘に関する情報がメインの内容で、後半が「アトルガンの秘宝」分のジョブマスター・エリアマスターをまとめて詰め込んだような内容になっています。
なので、今回の三分冊を買えば、リーダースタイルは無理に買わなくても、内容的にはカバー出来るかと思います。
まぁ、私の様に、FFXIの攻略本を片っ端から買わないと気がすまない人間は止めませんけれども…(笑)


しっかし、出来はいいけど、3冊で7,000円近くは高いよねぇ…(;´Д`)


って、今日は太陽が昇る前に寝ようと思ってたのに、りきを入れて書いてたら*12もう、朝の7時半…。
このままゲキレンジャー>電王を観て寝る流れなのかw

*1:青魔法は効果と、ラーニング可能な敵種族も表記。

*2:ペリキア、イルルシ環礁、ルジャワン霊廟、マムージャ兵訓練所、レベロス風穴の5つ、曹長まで

*3:捕虜奪還、魔笛奪還にも言及。拠点兵力の上昇パターンについての言及は無し。

*4:範囲、空蝉の消え方、効果、対策

*5:単位時間当たりに与えられる攻撃力。武器のD値を隔値で割ったもの。基本的には数値が高いほど攻撃力が高いが、各武器の能力によって変わるものも。

*6:これに関してはエンターブレイン発行の「FFXI マニアックス ハンターズ・バイブル 2nd Ver.20070115に載ってます。

*7:そして苦労の割りに解かりにくかったり、調べにくかったり…

*8:名前(黒字=ノンアク、赤字=アク)、種族、レベル、感知タイプ、リンク有無、嗅覚感知による追跡の有無、弱点属性、その他

*9:出現座標、出現間隔・条件、ドロップアイテム

*10:各国での座標あり

*11:「アイアン板の次はアイアンの小札でスキル上げするのがいいですよ〜」みたいな

*12:アフィリエイトやってないから、一文の得にもならんのにw