少し前から

ファミ通の目次にある、ゲーム機別タイトルのインデックスの並びが変わりましたね。
今までPS2を初めとした据え置き型ゲーム機のタイトルから並んでいたのが、DS Lightを筆頭にした携帯ゲーム機から並ぶようになっています。

正直、DS Lightの本体&ソフトの売れ方を考えれば当然なのかもしれませんね。

棒と丸い点だけを使ったテーブルテニスレベルから始まった「テレビゲームという遊び」に必要なスペックというのは、大半の「ゲーム性」というものを重視するゲームにとってはPS2レベルの性能があれば、大概のやりたい事には事足りてしまうのかも。

棒と点から、まずはドット絵になって、ゲームは一気に遊びとしての広がりを見せ、3Dのポリゴンになってさらに遊びの文法を変えたわけですが、初代PSと時を同じくして広がった3D化以降、新しい遊びというのは(家庭用ゲーム機に関しては)殆ど提案されていない訳で*1

じゃ、PS2はなんなのよ?となる訳ですが、これはドット絵のマシンであったファミコンに対するスーパーファミコンと同じで、同じ文法の質的向上、いわばマイナーバージョンアップに他ならず、極論を言ってしまえば10年前にPSが出てからこっち、新しい遊びのフォーマットというのは提供されてこなかった所へ、タッチパネルというコンソールで、今までに比べてより直感的に遊べる遊びが提供された訳ですから、売れて当然なのかも。
そして、更なるマイナーバージョンアップでしかなかったPS3が苦戦を強いられているのもこれまた…。

DSやWiiの流れが今後主流になっていくのなら、案外思っているより早くに本当の意味でのバーチャルリアリティゲームが出来るかもしれませんね^^

*1:無論、新しいジャンルのゲームというのは生まれていますが、それに関しては今回は横に置かせていただきます