大丈夫?

プレイステーション3 20GB版、(税別)59,800円から(税込)49,800円に値下げ。HDMI端子も搭載へ。


大英断。最大のライバルWiiが25,000円というのが効いたのかもしれませんが。
プレイステーション2が発売時に35,000円だった事、そこへ性能や機能を考えれば、ギリギリ許容出来る価格であると思います。
上位版にあたる60GB版に標準搭載されている無線LANやカードリーダーは後付が出来るので、選択の基準はHDDの容量が最大の要素になりますね。
問題は、その容量がどの程度必要なのか?という事なのですが…。
DVDが片面で4,7GBだから、目一杯入ったDVDのソフトでフルインストールで4つ入る計算。でも、ブルーレイってもっと入るから…。参考までに書くと、FFXIWindows版がコンパネの「プログラムの追加と削除」で見ると約23GB*1…。
まぁ、システムのみHDDインストールで、グラフィックとかはROMから読み込むというパターンも多いでしょうから、それ程神経質にならなくてもいいとは予想できますが…。
ちなみにバーチャファイター5はフルインストールっぽい…


この値下げでプレイステーション3がご家庭のお茶の間に近づいた気はしますが、世界中でバッテリーが燃えてリコール費用が200億とか300億とか言われているソニーさん、値下げしちゃって大丈夫なのかしら?
でもまぁ、前のままの値段でプレステ3をこかす事を思えば、「損して得取れ」「急がば廻れ」で良いのではないかとは思いますけどねw
所詮、消費者的にはプレステはまだ、ゲーム機に他ならないのでゲームの文法*2で商売するのがよろしいのではないでしょうか。


後藤弘茂のWeekly海外ニュース:PLAYSTATION 3 49,980円が意味するSCEの戦略転換


後は、閉塞感漂うゲームコンテンツが、どれ程素晴らしいゲームを見せてくれるか?なんですけどね…。正直、右脳系ゲームはゲームという遊びの基本を思い出させてくれたけど、ブームで終わっちゃう感があるし、キレイでリアルなムービーという物にもゲーム機本体はおろか、ソフト1本買わせる魅力は無いと思いますし。
本体の値段がどうとか、新世代機がどうとかの前に、そういう所が一番の問題なんでしょうけどね。私みたいにネトゲしかしなくなってる人も増えてるようですし。


発売まで一ヶ月。きっと立ち上げ時にもSONYの事なので不良とか出してくれると思いますので、暫くはゲームではなく、ゲーム機とそのメーカーの話で楽しませてもらおうと思います(笑)

それにしても、ゲームショウが普通のニュースで普通に話題になる時代なんだなぁ。いままでも、ニュースにはなっていたと思うけど、今回ほど、取り上げるのがさも当然の如く、普通に扱われているのを見たのは始めてのような気がする…。

*1:基本ディスク+全追加ディスク

*2:ハードを赤字覚悟で売って普及させ、それによってソフトメーカーを呼び寄せ、マージンで稼ぐ