どーよ?

「第50回小学館漫画賞」が発表になりましたね。

http://www.shogakukan.co.jp/mangasho/

児童向け部門
 ケロロ軍曹*1 (著:吉崎観音
 絶体絶命でんぢゃらすじーさん (著:曽山一寿

ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)

ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)


少年向け部門
 BLEACH (著:久保帯人

BLEACH  1 (ジャンプコミックス)

BLEACH 1 (ジャンプコミックス)


少女向け部門
 砂時計 (著:芦原妃名子
 僕等がいた (著:小畑友紀

砂時計 (1) (Betsucomiフラワーコミックス)

砂時計 (1) (Betsucomiフラワーコミックス)

僕等がいた 1 (フラワーコミックス)

僕等がいた 1 (フラワーコミックス)

一般向け部門
 医龍乃木坂太郎

医龍?Team Medical Dragon (1) ビッグコミックス―BIG COMIC SUPERIOR

医龍?Team Medical Dragon (1) ビッグコミックス―BIG COMIC SUPERIOR


審査委員特別賞
 ゴルゴ13 (著:さいとう・たかを
 こちら葛飾区亀有公園前派出所 (著:秋本治

ゴルゴ13 (1) (SPコミックス)

ゴルゴ13 (1) (SPコミックス)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 1 (ジャンプコミックス)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 1 (ジャンプコミックス)

まぁ、小学館の賞は、概ね内容と実績が伴ったモノが選ばれている場合が多いので、納得かな?という感じです*2

以下、個人的雑感。

審査員特別賞って…(^_^;)
勤続表彰か、皆勤賞か…。
何故ここに来てこの2作に賞が送られる事になったのか、イマイチ見えませんが…。
両作とも100巻到達の時とかならわかるんですけどね。
謎。

一般向け部門は、今回唯一、ちょっと弱い気がします。
医者モノというのも時期的に少しハズしてる気もしますし。
まぁ、「一般向け」というククリが広すぎて選びにくいのかな?とも思いますが。

少女向け部門は2作共「人気と勢い」という点で妥当な所を突いていると思います。
小学館は少女モノの層が厚いので、惜しいところで受賞しそこなった作品も多そうです。来年は「GET LOVE!! フィールドの王子さま」辺りがとるかな?集英社も新作が育ってきてるのでアリかもですが。

少年向け部門は、昨年受賞の「鋼の錬金術師」と同じように、アニメ化され、丁度盛り上がっている作品が選ばれましたね。
昨年がスクウェア・エニックス、今年が集英社の作品と、コミックに於いて中核とも言える少年部門を取れない*3辺りにサンデー本誌の苦戦が感じられます。編集部の新体制への移行がどう来年に実を結ぶか注目。

児童向け部門は、メインの掲載誌であるコロコロ、ボンボンの作品で玩具連動企画が多すぎて、ハッキリ言って、賞云々言えるジャンルではなくなりつつあると私は思っているのですが、そんな中で数少ないオリジナル作品である、「デンジャラスじーさん」*4が選ばれるというのは立派な事か…とも思いましたが、他に作品が無いのかもしれない(^_^;)

っていうか…「ケロロ」って児童向けなのか?<実は今日の日記で言いたかった事。前フリ長っ!本編短っ!


おまけ:雑誌「花とゆめ」を出している白泉社の親会社は集英社。そして、その集英社の親会社は小学館
( ・◇・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー 3ヘェ

*1:1/23段階では上記リンクにて「ケロロ将軍」との表記が…。受賞して昇進した!?追記:1/24に修正されてます

*2:それに比べて某K談社の賞は…

*3:昨年は「焼きたて!!ジャぱん」も受賞していますが、「ハガレン」の前にはいかにも弱く、添え物の感を拭えない

*4:そー言えば、サンデーに一度出張してきてたな…