そ、そんなバカナ----!

先日、何かのニュースで聞いたのですが、昨年に新しい紙幣が発行されて一年が過ぎました。
で、一年経った現在、新紙幣への切り替え率は6割程らしいです。


この数字、ちょっと意外です。


そもそも、昨年の新紙幣の発行というのは、ニセ札の作り方が確立してしまった旧紙幣を廃止して、偽造しにくい新紙幣に変える事でニセ札の増加を阻止するのが大きな目的であったワケで。
その為に、いつもはそんなに急がない新紙幣の普及&旧紙幣の回収*1を急ピッチで進めて、一年程で切り替えをほぼ終えるという話だったんです*2
それが6割とは…。
予定、狂い過ぎ。
原因は、「金融不安から来る「箪笥預金」の増加で、旧紙幣が溜め込まれているからではないか」との事。


そぉーかぁ?


そんなに「箪笥預金」あるのか?


だって、ウチの会社のレジで見る限り、一万円、5千円に関しては回ってくるお金の大半が新札になっていて、千円札にしたところで一日に10枚来るかな?って状況なんです。
それで考えると、切り替わった新札が紙幣の全流通量の6割。旧紙幣で、一般の店頭等で流通しているのがせいぜい1割程。


じゃあ、


残り3割の旧紙幣が箪笥預金?



どんな立派な箪笥だよっ!*3


箪笥預金者のみなさん、国が「旧紙幣は使えなくします!紙幣の両替には一定額の税金をかけます!」とか言い出さないうちに、へそくりは頃合を見て新札に交換しておきましょうねv

*1:お金は流通量をある程度一定にしておかないとインフレ等の原因となるので、新紙幣等を発行した分、旧紙幣の回収もされます

*2:特にニセ札のターゲットになり易い一万円札

*3:預金額と箪笥の立派さは関係ありません